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9月16日(日)開催

第2回ミニ講座 子どもの未来を育む健康・栄養講座

食育の大切さや、子どもの力を伸ばす食事のとり方を学びました。

「食with」ミニ講座第2回「子どもの未来を育む健康・栄養講座」が9月16日、大阪市北区のギャラリーよみうりで開かれました。

講演1 「家庭における食育の重要性」 中山玲子先生 京都女子大学家政学部食物栄養学科教授・栄養クリニック指導教員

栄養バランスの偏りや伝統的な食文化の喪失、肥満や生活習慣病の増加など、食をめぐる現状を解決するため、2005年に食育基本法が施行され、食育が推進されています。
食育は生涯を通じて重要ですが、特に子ども時代の基礎を作るために重要なのは家庭です。現代の子どもの食生活は、孤食や欠食、偏食などが目立ち、生活習慣病が低年齢化しています。子どもの肥満、2型糖尿病の増加も深刻です。幼少期から親子で一緒に料理したり、野菜を育てたりして食に関心を高め、望ましい食生活と生活習慣を身につける必要があります。

「早寝早起き朝ごはん」といわれるように、生活リズムが整うと、朝食をきちんと食べられ、おのずから、心も身体も健康になります。忙しくても朝、副菜を一品添えるなど、できることから始めてください。家族みんなでおいしく楽しく食べることは、子どもの生きる力を育み、豊かな人間性と健康長寿をもたらすでしょう。

講演2 「受験とスポーツに食事で勝つ」 こばたてるみさん (株)しょくスポーツ代表取締役 スポーツ栄養士、管理栄養士

目覚ましい活躍をするスポーツ選手ほど、自分に必要な食事の質と量を心得ています。逆に好きなものを好きなだけ食べる選手は成績が芳しくない。勉強も同じで、栄養バランスが悪い子どもは集中力に乏しく、朝食を毎日とる子どもは、欠食する子どもよりテストの得点が高い傾向にあります。
運動や勉強を頑張るには、ごはんやパンなどの炭水化物と、それをエネルギーに変換するビタミンB1が必須です。さらに学力アップをめざすなら、かみごたえのある食材や、DHAを含む青背の魚を。体力アップには、タンパク質とその代謝に関わるビタミンB6、カルシウムが役立ちます。試験や試合の当日は、開始時に胃に食べ物が残らず、筋肉や脳にエネルギーが充てんされるよう、食事の内容や時間を調整します。運動や勉強前の補食は糖質と水分を中心に。
食事を改善しても、即効性はありませんが、継続することによって必ず結果がついてきます。家庭でもぜひ実践してください。