「食with」とは?

食with

「with」につづく可能性の広がりは、そのまま「食」がくらしに欠かせないということ。

ライフスタイルが多様化するなかで、「食」への価値観も多様化しています。
共働き世代が増え、家族みんなで食事をとる機会が減り、
食事は空腹を満たすためのものと考える人も増えているのではないでしょうか。

読売新聞では、京都女子大学栄養クリニックとの共催で、
読者とともに「食」を考えていく「『食with』プロジェクト」を展開します。
「食材にふれる」「調理を行う」「料理を食べる」など、
さまざまな角度から食育に関する体験イベントの実施や紙面での啓発展開を行っていきます。

MESSAGE

次のような方々からもメッセージが届いています。

料理研究家 コウケンテツさん その名はぐちゅぐちゅ卵

僕がはじめて料理を作ったのは幼稚園の年長さんの時。母がよく作ってくれた当時の僕の大好物。その名は「ぐちゅぐちゅ卵」。たっぷりのごま油を使って、強火でサッと仕上げる超半熟のとろとろ卵焼き。文字通りぐちゅぐちゅな見た目。でも味は最高だ。
ある日の夕方。お腹がすいた。冷蔵庫には卵がある。僕の視線は自然とガス台に向かう。「おかあさん、またあれが食べたい」。母がガス台に火をつけ、熱々に熱したごま油に卵を一気に流し入れる。菜箸を渡された僕は、それを勢いよくかき混ぜる。まぁ、出来はともかく(笑)、味は最高にうまかった。僕にも出来た!自信がついた。そして込みあげてくる喜び、達成感。料理って楽しいぞ!
僕は今でもすべてを鮮明に覚えています。この楽しさを少しでも多くの人と分かち合えますように。

パパ料理研究家・株式会社ビストロパパ代表取締役 滝村雅晴さん 父親が「思いやり料理」を作る時代へ

娘が生まれたことで料理を始めました。誰かのために料理を作るようになり自分に欠けていた「思いやり」に気づきました。自分ではなく、相手のおなかの減り具合に気づき、何が食べたいかを考えて作るのが「思いやり料理」。家族が喜べば、自分が幸せになっています。食べることは生きること。料理を作ることは誰かを生かすこと。「食with」プロジェクトを通して、一人でも多くの男性や父親が、誰かのために作る料理の楽しさに気づくことを楽しみにしています。

タレント・野菜ソムリエ(中級資格) 山口もえさん にがてなお野菜を好きになる方法!?

こどもたちの食育もかねて、家庭菜園を始めて数年になります。トマト、きゅうり、なすにゴーヤなど色々なお野菜を育てたことがあります。こどもたちがね、野菜に毎日「今日は暑いね」とか「大きくなってね」と話しかけながらお水をあげる姿がいとおしくてたまりません。(笑) 自分たちが大切に育てたお野菜だからこそ、喜んで残さず食べるようになりました。にがてなお野菜があるのなら、まずは育ててみるのはいかがでしょうか。食は、未来の自分をつくります。「食with」プロジェクトを通して、皆さまの未来がより幸せなものとなりますように。

教育評論家 尾木直樹さん 親子で食の大切さを話し合って

「食生活を見直して、栄養バランスもきちんと考えて改善したら、中学生のイライラっ子が落ち着いてきた」「朝ごはんを食べるようになったら授業への集中力が増し、成績もアップした」。学校現場から見ると、子どもの食生活は、心の安定、学習への集中力や意欲、困難に対する挑戦心と忍耐力の強さなど、生活面・学習面のあらゆる領域に関係していることがはっきり実感できます。食や食生活の大切さについて、親子で話し合い、各家庭に合った形で工夫し実践してほしいですね。

料理研究家・管理栄養士 森崎友紀さん 食を見直し、健康で幸せな毎日を

両親が共働きで、祖母が料理を作ってくれていました。「食事は家族に対する一番の愛情表現」と言う祖母は、だしはすべて煮干しやカツオ節でとり、野菜の仕込みや調味料にもこだわります。学校から帰ると、米をとぐリズムや包丁の軽快な音に誘われ、野菜や魚がいろんな料理に変身していく様子を、祖母にくっついていつも見ていました。そんな祖母の影響で、私は料理や栄養に興味を持ちました。「食with」プロジェクトが少しでも食を見直すきっかけとなり、みなさんが健康で幸せな毎日を過ごせますように!